いざチョンキンマンションへ!
3/23 深夜の香港🇭🇰
タクシーのおじさん、お願いしたとおりに
チョンキンマンションの側で降ろしてくれた。ちなみにぼったくられてもない。
目の前には、深夜と思えない喧騒のチョンキンマンション(重慶大厦)
着いた····!
とうとう来たんだ!
深夜特急ー!!!
と心の中で叫ぶ私。
チョンキンマンションは予想以上の熱気と人ごみ。
明らかに日本とは違う雰囲気。
(ヤバそうな雰囲気しかない)
深夜なのに集ってる中東系、アジア系のお兄さんおじさんたち。
そしてそして、
匂いが超エスニック····😅
スパイスの匂いだけじゃない、
なんやあの匂いは····?
チョンキンマンションの入り口で足が止まる我が子たち。
長男「え、ここ?ここに泊まるん?まじ?」
私「うん、そうやけど」
長男「そうか···なるほど」
長男、案外あっさり受け入れた!(笑)
潔癖症やのに。
その横で壁にもたれかかるこの人
↓
鼻が、鼻が死ぬー😭
と次男。なんでこんなとこー!?とクレームの嵐。
長女は最初カチンコチンに固まってたけど、
この人も案外肝がすわっててすぐに受け入れた様子。
少しずつ奥へ進み、外国人旅行客とおぼしき人と一緒に満員のエレベーターで予約してたゲストハウスへ。
いやー、もうホントに怪しさしかない。
大丈夫かいな?と思いつつ、勇気を出してドアベルを押した。
出てきたのはオーナーらしきお兄さんとその友だちみたいな人。
予約のバウチャーを見せたら、次男を一瞥。
オーナー「この子、大丈夫?だいぶ辛そうやけど。
予約してくれたんはありがたいけど、止めとく方がいいんじゃない?この子、今晩寝れないんじゃ?」
その後、そのオーナーのお母さん?みたいな人と中国語かな?でやり取り。
何言ってるかさっぱりわからん💦
私「でもここしか予約してないから、行くあてがないよー」
オーナー「提案やけどさ、料金はこのままでいいから、別のもっと静かなとこに変更する?近くの別のビルに部屋があるから案内するよ。歩いてすぐだし。その方がいいよ、そうしよ。疲れたやろ?今から行こう。」
私「危なかったりしない?大丈夫?騙してない?」
オーナー「笑笑 大丈夫。」
※会話は英語です
一瞬悩んだけど、その提案に乗ることにした。
私の荷物を持ってスイスイ歩いていくオーナーの後ろ姿を見ながら、
いや、ちょっと待てよ。
私、やっぱり騙されてないか····?
さっきよりもっと危ないとこちゃう····?
監禁されたらどうしよ。
外国に売り飛ばされたりしたら····!
思考はマイナスの方向にしかいかない。
なんとしても子どもだけでも守らないと!
快く旅行に行かせてくれた夫に顔向けができない!!
オーナーには日本語分かりませんように、と願いながら長男に
「道をしっかり覚えてて。万が一の時には妹ちゃんを頼むで。ママは次男をどうにかするから。危ない気配感じたら荷物捨てて走って逃げよう」と、ヒソヒソ。
オーナー「着いたでー。今日は誰も使ってないから静かやしゆっくり休んで。同じフロアにキッチンもランドリーもあるから使っていいでー。チェックアウトの時間も別に気にせんでいいし、チェックアウトするときにここに鍵置いといて。チョンキンマンションまで持って来んでいいしな。なんか困ったことあったら電話してなー」と電話番号となぜかサニタイザーまでくれた。
オーナーさん····疑ってごめんなさい😭
ただのめっちゃいい人やった。
後から思えば次男の様子を見てたお母さんらしき人がオーナーさんに言ってくれたんかもなぁ。
へんな汗いっぱいかいて疲れた···
シャワーあびて、即ベッドへ。
全員、朝までぐっすり。
この香港式のシャワーには笑った😆
トイレットペーパー、びちゃびちゃになった💦
普通のホテルならきっとこんなの見れなかったな♪
私の長年憧れ続けたチョンキンマンションの滞在は深夜にたった1時間。
でもまたいつかリベンジ!
って誰か着いてきてくれるかな(笑)
ようやく長い長い1日が終了。
※子連れで深夜に到着するスケジュールは止めといた方がいいと思います。
特に香港のネイザンロード辺りは人通りはあるけど、やっぱり治安は良くないんやろなと思った。私たちはたまたまいい人に会えて、ほんまにラッキーやったんやと思う。
そもそもふつうは子連れでチョンキンマンションに泊まろうとはしないか(笑)
つづく。